間違えやすい日本語まとめ

こんにちわ。最近間違った日本語を見ることがあります。

わかってて確信犯的に使ってる人もいるかもしれませんが、

そういう状況に甘んじるのは良くないなと思っています。

未熟者の私には役不足ですが、誤用例をたくさん集めたので

ぜひ拝見してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イライラしたでしょ!?!?!??!

そういうことだよ!!!!!言葉は移り変わるとか言うけど

実際イライラするでしょ!?!??!?!

だからまとめました!!なんかの参考にしてよね!!!

間違ってたら指摘お願いします!

 

■誤用レベル:めっちゃ誤用

・しずらい→しづらい
「~し辛い」ですね。
 結構見るんですが、これに限らず一旦漢字変換してみると
 どっちが正しいのかわかったりします。
 
・づくめ→ずくめ
 黒ずくめの男ってコナンも言ってます。
 
・挙式をあげる→式を挙げる、挙式する
 頭痛が痛いパターン
 
・あわられた→あらわれた
 頭の中で入れ替わっちゃうことはあるかもしれないけど、
 これも漢字変換すればOK
 

■誤用レベル:だいぶ誤用  

・せざるおえない→せざるをえない
 分解すると、「せ(する)/ざる/を/得/ない」
 まんま、「しないわけにはいかない」「やるしかない」みたいな意味です。
 
・やむおえない→やむをえない
  上と同じ。「止む/を/得/ない」
  やめるわけにはいかない→やる
 
・さんさんたる→惨憺たる
 「さんたんたる」が正解。降り注いでる場合じゃない。
 目も当てられない状態のこと。
 山下次郎先生も「見ててかわいそうになる状態のこと」って言ってます
 (アイドルマスターSideMはモバゲーにて好評配信中)
 
  自分に使う場合、「役が足りない=自分age」になるので
 よほどの自信家以外は使えない。他人に使いましょう。
  例「〇〇さんには簡単すぎて役不足かと思いますが…」とか。
 なんか嫌味だな。使いどころが難しい。
 
・掻き入れ時→書き入れ時
 儲かる時期は、帳簿にいっぱい書くから書き入れ時。

 

永遠と→延々と

 大雑把に言うと、名詞と形容動詞の違いです。

 (※そもそも形容動詞なんて存在しない説もあるんですが一旦横に置いとく)

 「延々続く」は言うけど「永遠続く」は言わない。

 「延々と」は「ゆっくりと」「きらきらと」と同じ種類の言葉です。

 「ゆっくり歩く」「きらきら光る」「延々喋る」は全部同じ構造の仲間です。

  一方、「永遠」は「完璧」と同じ種類の言葉です。

 「完璧とやり遂げる」って違和感がありますよね。

 「『完璧に』」じゃん!って思うんじゃないでしょうか。

 「永遠と喋る」も同じです。「永遠に」が正しい。

 

ヒール役→ヒール、悪役 
 ヒール=悪役なので、悪役役になってしまう
 
憮然とする  
 唖然と大体同じですが落胆の表情が強い。
 怒ってるという感じではないです。
 
ケージ(籠)
 ペット関係とかで、よくゲージ(計測の規格)と一緒くたになってるのを見ます。
 ゲームやる人はわかりそう。体力ゲージとか。点がつくだけで大違い。
 
・いつもどうり→いつもどおり  
 いつも通りと書くとわかりやすい。「通る」は「とおる」ですね。
 
・どおりで→どうりで
  道理で。当然そうなるよね、みたいなニュアンス。
 あえて上と並べましたが、これも漢字変換して意味を考えるとわかりやすいです。
 
 ・喧々諤々→喧々囂々、侃々諤々
  これ特に多いです。
 「けんけんごうごう」と「かんかんがくがく」がごっちゃになってる。
 喧々囂々は「大勢の人がギャーギャー騒いでいる」って感じです。
 侃々諤々は「議論が紛糾している」みたいな意味なので、ちょっと頭よさそう。
 
・フューチャーされる→フィーチャーされる
 「特集される」「客演」は「フィーチャー」。
 「〇〇feat.△△」なんかがそれですね。元単語はfeaturingです。
 
・甘んじる
 これも多い。
 「甘える」で使われていることがありますが、
 正しくは「我慢する」「仕方なく受け入れる」。
 ほぼ逆の意味といっても過言ではない。
 
・男好きのする
 男に好かれるという意味で、決して男好きではありません!
 でも本人に直接言うには憚られるかもしれません。
 「モテそう」くらいに留めておくのが吉。
 
・母音、子音 
 ぼいん と しいん
 意外と読みが知られてなかったりする。
 
・以下と未満
 「15歳以下」であれば15歳を含みます。
 「15歳未満」なら14歳まで。 
 

■誤用レベル:時代が許すかもしれないが今は誤用

・敷居が高い
 失礼をしてしまった家に行きづらいという意味です。
 「ハードルが高い」の意味で使われることが多いですが、
 素直にハードル高いって言った方が文句言われなくて済みます。
 
・確信犯
 自分のやってることが正しいと信じて罪を犯す人。
 例えば政治犯や宗教犯などを指します。プッツン系。
 悪いとわかっててやるのは「故意犯
 
・さわり
 物語などの重要なところ。最初ではないです。
 「さわりだけ話すね」=「ネタバレします!」
 怒られますよ!
  
・映り込み
 よく「カードに別キャラが映り込む」のような使い方がされています。
 (※もしかしたらSideM界隈の方言かも)
 意味は「反射した面に被写体以外の物が写る」なので、カメラ用語に近いような。
 最近は「予期しない物が写る」という意味にも使われ始めたので、
 もう誤用ではない可能性もあります。
 
・間髪入れず
   読みは「かんはついれず」で、「かんぱつ」は誤りです。
   もともと漢文の「間、髪を容れず(間に髪一本入らないほど)」から来てます。
 

■誤用レベル:もう誤用じゃないのかもしれない

 ・独壇場→独擅場 

 「どくせんじょう」が正しいんですが、もはや使っている人の方が希少。  

 よく見ると手偏と土偏で違いが…あるんです…実は…

 

・おられる

 「おる」は「いる」の謙譲語なので、

 「られる」をつけて尊敬語にしようとすると意味がぶつかってしまいます。

 ただ、謙譲語としてとらえるかどうかにも地方差などがあり、

 なにより市民権を得ているのでもはや誤用ではないですね。

 

ら抜き言葉

 「見れる」「開けれる」などがら抜きです。

 「れる・られる」にはもともと「自発・尊敬・可能・受動」の意味があって

 死ぬほどややこしいんですが、ら抜きが起きるのは「可能」のみです。

 逆に、「ら抜きが起こっている」=「意味は『~できる』」と特定できるので、

 これはもはや言葉の進化かもしれませんね。

 でも今のところ使う予定はありません。

 たぶんみんな文脈で判断できるので、ほとんど好みの問題ですが。

 

■おまけ

ホッピングシャワー→ポッピングシャワー
 31大好き人間としては見逃せません。ホッピングしない!
 
・豹変
 悪い意味にとられがちですが、元々「君子豹変」から来ていて、
 「立派な人は、豹の毛が生え変わるように、場合によって移り変わる」
 という意味です。時勢に合わせて変化することは良いことなんですね。
 
・おざなり/なおざり
 おざなりは手つけて放置ですが、なおざりは何もせず放置することです。
 なんてややこしいんだ…
 
・責任転換→責任転嫁  
 お嫁さんかわいそうだけど転嫁が正しいです。
 「嫁」にもともと「なすりつける」みたいな意味があります。
 
・シュミレーション→シミュレーション  
・シュチュエーション→シチュエーション
・コミニュケーション→コミュニケーション
 ゅゅゅゅ ゅゅ むずかしい
 
・幕間
 「まくあい」です。「まくま」じゃない。
 FGOやってる人はよく幕間幕間言ってるイメージあります。知らんけど。
 
 
 
 
以上です。また発作が起きたら第二弾やるかもしれません。 
言葉は移り変わるとはいえ、できるだけ大事にしていきたいですよね。